※この記事はバージョン 3.4.1向けです。
バージョン 4.0.2を導入される方は次のページに移動して下さい。
ReShadeの導入手順
導入前の注意
ReShadeは全ユーザー共通の設定を扱うため、PCの管理者権限が必要になります。そのため、ゲームを起動する度に権限昇格も行うようにして下さい。
また、導入作業中も権限昇格が必要になる事があります。
権限昇格を回避するには、ゲームのインストール フォルダを変更する方法があります。
1. ReShadeのダウンロード
10月8日現在の最新バージョンは 3.4.1 です。この記事ではこのバージョンを導入される方向けに説明します。
ページ下部にある[Download]を開いてセットアップ ファイルをダウンロードします。
2. 環境構築
ダウンロードしたセットアップ ファイルを起動します。
※権限昇格が必要です
セットアップを起動すると、ゲーム アプリケーションの選択画面が表示されます。
【参考】FINAL FANTASY XIVの場合
ffxiv_dx11.exeを選択し、[開く]をクリックします。
※ゲーム ランチャーのCONFIGでDirectX 11モードをOFFにしている場合はffxiv.exeです。
【参考】The Elder Scrolls Onlineの場合
eso64.exeを選択し、[開く]をクリックします。
それぞれのゲーム アプリケーションを選択後、ゲームが使用するDirectXのバージョンを指定します。
※お使いのPCのDirectXバージョンとは全く関係ありません。
例えば、 DirectX 12がプリインストールされているWindows 10を使用しているからといって[Direct3D 10+]を指定すれば良いという事ではありません。
ここで指定しなければならないのは、ゲーム アプリケーションが使用しているソフトウェア開発キット(SDK)のバージョンです。
指定したDirectXが誤っていてもエラーは表示されないのでご注意下さい。
【参考】FINAL FANTASY XIVの場合
[Direct3D 10+]を指定します。
※ゲーム ランチャーのCONFIGでDirectX 11モードをOFFにしている場合は[Direct3D 9]です。
【参考】The Elder Scrolls Onlineの場合
[Direct3D 10+]を指定します。
DirectXのバージョンを指定すると、エフェクトをダウンロードするかどうかを聞かれるので、[はい]をクリックします。
ダウンロードを完了するまで待ちます。
インストールするエフェクトを選択するように聞かれます。
何も変更せず、[OK]をクリックします。
環境構築はこれで終わりです。
【参考】手順をやり直したい場合
次のフォルダとファイルを削除します。
- reshade-shaders フォルダ
- dxgi.dll ファイル(Direct3D 10+を選択した場合)
- d3d9.dll ファイル(Direct3D 9を選択した場合)
- ReShade.ini ファイル
絶対に上記以外のフォルダとファイルを削除しないで下さい。殆どのゲームで起動しない、致命的なエラーが発生するなどの原因になります。
3. 初期設定
ゲームを起動します。
※権限昇格が必要です
ゲームを開始すると、画面上側にReShadeのスプラッシュ スクリーンが表示されるはずです。
しばらくしてスプラッシュ スクリーンが消えたら、キーボードの[SHIFT]キーを押し込んだまま[F2]キーを押します。
ReShade GUIが表示されたら、[Settings]タブを開きます。
以下の設定値を変更します。
※文字が斜体になっている箇所は、環境によって正しい内容が異なるために置き換えたものです。
※追記部分は1字でも間違うと動作しません。ご注意下さい。
Effect Toggle Key
(空欄)
↓ Effect Toggle Key
(好みの組み合わせ)
Preprocessor Definitions
RESHADE_DEPTH_INPUT_IS_REVERSED=1
↓
Preprocessor Definitions
RESHADE_DEPTH_INPUT_IS_REVERSED=0
Screenshot Key
Print screen
↓ Screenshot Key
(好みの組み合わせ)
Screenshot Path
表示されている設定値...Reborn\game
↓ Screenshot Path
(好きなフォルダ。自分のPCアカウントのピクチャなど)
Screenshot Format
Bitmap (*.bmp)
↓ Screenshot Format
Bitmap ... 最高画質で保存されます。
Portable Network Graphics ... Bitmapと同じ画質ですが、ディスクを圧迫しないように効率的に圧縮されます。
設定が終わったら[Home]タブを開き、[Continue]をクリックします。
Home画面の機能が一部開放されます。
プリセット一覧の[+]をクリックし、プリセットを作成します。
作成するプリセットの名前を入力します。
ENTERキーで入力を終了します。
Home画面の機能が一部開放されます。
[Continue]をクリックします。
[Finish]をクリックします。
Home画面の全ての機能が開放されます。
[Reload]をクリックします。
エフェクトが読み込まれます。
4. 動作確認
実際にゲームでスクリーンショットを取得します。
※オンラインゲームの場合は、ネットワーク通信量が少ない場所に移動して下さい。
例:1人用コンテンツ、個人ルームなど
ReShade GUIを開き、Home画面のテクニック一覧にあるDisplayDepthにチェックを入れます。
設定が正しければ、効果が適用されるはずです。
適用されたら、導入は終わりです。
【参考】効果が適用されない場合
画面が真っ暗または真っ白になった場合は、ReShade GUIの[DX11]タブを開き、次のオプションをONにします。
- Copy depth before clearing
- Depth Buffers のいずれか(全て試す)
設定を変更中、画面が真っ暗または真っ白のままかどうか確認して下さい。
前記のスクリーン ショットのような効果が適用されたらそれが有効な設定です。
それでも効果が適用されない場合、[DX11]タブのオプションを全てOFFにしてから[Settings]タブを開き、以下の設定値を変更します。
Preprocessor Definitions
RESHADE_DEPTH_INPUT_IS_REVERSED=0
↓
Preprocessor Definitions
RESHADE_DEPTH_INPUT_IS_REVERSED=1
[Home]タブを開き、[Reload]をクリックします。
その後、もう一度[DX11]タブを開き、同じ手順を行って下さい。